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宮川森林組合では、大台町苗木生産協議会の一員として、地域性苗木の生産・販売を行っています。
→平成23年度大台町苗木生産協議会パンフレット(PDF)ダウンロード
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「現代林業」2016年8月号に、宮川森林組合の取り組みが紹介されました!
特集 再造林苗木をどう確保するか?
特集3 植樹設計と連動した地域性苗木づくり 大台町苗木生産協議会(三重県)
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●大台町苗木生産協議会とは?
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大台町苗木生産協議会は、平成20年3月、大台町の旧宮川村地域を中心に、会長の天野忠一を含めた15名で設立されました。事務局は宮川森林組合に置いています。
設立の目的は「地域性苗木・特用林産用苗木の生産、及び、育苗技術の向上を図ると共に、地域性苗木による山林緑化の重要性の理解増進に努めること」とし、現在では、約100種類の苗木を生産しています。 |
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●協議会発足の背景は?
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当時、大台町では、皆伐後の未造林地が増加し、災害によって崩壊地が発生していたため、地域住民から緑化を求める声が高まっていました。
しかし、従来行われてきた地域性を考慮しない画一的な植林を行ってしまうと、もともとその地域にあった多様な生態系が破壊されてしまい、他地域の異なる遺伝子体系をもった樹木との交配によって、遺伝子がかく乱されてしまうといった問題が発生する可能性もありました。
そこで、地域林業全体を活性化し、多様な生態系を維持した森林を回復するために、地域で自生する樹木の種子から育てた「地域性苗木」の生産を始めたのです。 |
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●苗木の生産と流れ
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協議会員は休耕田などを利用して各々の苗畑を設け、分担しながらさまざまな苗木を生産しています。苗畑の整備、育苗資材の管理、苗木の在庫・品質・受注管理については事務局が一括して行い、ともに技術を高めています。
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①種子の採取→②播種(はしゅ)→③育苗→④山林へ還元(配植)
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優良な苗木を生産するために、大台町苗木生産協議会では、会員同士の情報・意見交換の場として定期的に会議を開催しています(苗畑会議)。
また、よりいっそう、生態系を保全できる体制を整備し、充実させていこうと、常に、技術の向上に努めています。
「日本植木協会」、「自然配植技術協会」に入会し、専門家の意見を取り入れて、情報収集や発信を行ったり、協会と連携をとりながら森林づくりを進めています。 |
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●地域性苗木を活用した取り組み |
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植林しようとする場所にはどのような木が育つのかを調査した後、景色がきれいな山にするのか、土砂崩れに強い山にするのか、いろいろな植物や生き物が暮らす山にするのかなど、山づくりの目標を決めて木を植えます(自然配植技術)。その場所に適さない木を植えてしまうと、植えた木の寿命を縮めるだけでなく、なるべく自然に近いかたちにもどそうとして行う山づくりが、不自然なものになってしまいます。
地域性苗木を活用した植栽は、新規事業の展開や地域林業振興にも役立つと考えています。 |
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皆伐跡地の造林 |
治山法面の緑化 |
漁民の森
三浦漁業協同組合 |
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企業の森
富士通中部システムズ |
水土里の森
水土里ネット宮川用水 |
のまたの森
NPO法人大杉谷自然学校 |
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苗木の購入、お問い合わせは
電話 0598-76-0135 FAX 0598-76-0263
林業振興課 中須
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